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堀口恭司“新団体”参戦選手&新体制を発表 話題の「ジャパントップチーム」にもコメント

 RIZINで活躍する格闘家の堀口恭司がエグゼクティブ・プロデューサーを務める、新たな格闘技団体『TOPBRIGHTS』についての会見が24日に行われ、アメリカから堀口もオンラインで参加。団体の新たな体制や、来年1月21日の旗揚げ戦(群馬・オープンハウスアリーナ太田)への参戦が決定した選手について説明した。

 同団体のコンセプトは「本物志向で、夢を持った子どもたちを集めていきたい」。自分の才能を生かして人生を体現し、輝こうとするBrights(ファイター)たちに一番輝ける場所をつくることを目的に設立された。堀口の兄の堀口健太氏がCEOを務める。

 今回の会見では「自分の兄貴だけでは動きが取れない部分があり、“団体強化”のため自分の芸能の仕事のマネジメントをしてくれている山田義則さんに、CEOをお願いしました」と、今後はCEOが2人体制となることを発表。芸能プロダクションで働いてきた山田CEOの「格闘技だけではない人脈も使ってもらって、TOP BRIGHTSを盛り上げてほしい」と期待を寄せた。

 主な役割分担は「兄貴は足を使っていろいろ回ってくれる人。山田CEOは交渉役として動いてもらう」と紹介。山田CEOは海外大会を現地で視察し、各団体との協力体制の構築なども担当しているが、堀口は「マッチメーカーのプロがもう1人ほしい。団体をやっていくにつれて、作っていきたい」と今後のビジョンも明かした。

 新たに発表された参戦選手の中でも1番の大物は、元UFC宇野薫やハビブ・ヌルマゴメドフ、イスラム・マカチェフなどと対戦し、2003年にはDEEPにも参戦しているベテラン戦士のグレイゾン・チバウ(ブラジル)。堀口と同じアメリカン・トップ・チーム(ATT)に所属し、「PRIDEがあった日本で戦いたい気持ちが強くて、この団体の話を聞いて参戦を直談判されました(笑)」と堀口に積極的にアピールして参戦が決定した。

 そのほか、RIZIN朝倉未来と対戦経験のあるカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)や、現在ONEに出場しているクルバナリ・イサベコフ(ロシア)、日本からはムエタイ戦士の朝陽・PKセンチャイムエタイジムの出場も決定。すでに発表されている吉成名高の試合も含めて、ムエタイが5試合、MMAが5試合を予定している。

 また、朝倉未来朝倉海の所属ジムの「トライフォース赤坂」が、「ジャパントップチーム(JTT)」に改名した話題について聞かれると「別にいいのかな」とこだわりは見せず。将来的な自身のジム運営については「自分がやっても経営が上手くいかないと思う(笑)。ATTでコーチをやるかな」と笑顔で語った。(ORICON NEWS)