MMAの暴れ馬

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堀口恭司、新団体名称「TOP BRIGHTS(トップブライツ)」発表 本物志向&日本の武道の心を目指す

 前RIZINバンタム級王者の格闘家・堀口恭司が9日、都内で自身が立ち上げる新たな格闘技団体についての会見を行い、団体名が「TOP BRIGHTS(トップブライツ)」となることを発表した。代表は兄の堀口健太氏が務め、堀口はエグゼクティブプロデューサーとして盛り上げていく。

 旗揚げ戦は今年9月9日、堀口の出身地である群馬のALSOKぐんまアリーナで開催。総合格闘技とキックボクシングの試合が行われ、リングではなくケージが採用される。また、堀口のルーツである子どもたちの空手の試合も行われる。

 堀口は今年1月、「本物志向の団体。夢を持った子どもたちを集めていきたい」と目標を掲げて新団体設立を発表。自身はアドバイザーの立場となり、夏から秋にかけての旗揚げ戦を目指していくと明かしていた。団体名は一般公募し、約20日間で1万件を超える応募があった。

 出場するのはプロファイターが中心だが、「アマチュア格闘技やジュニアの試合も入れて、格闘技を始めるきっかけを持ってもらいたい」と格闘技界の入り口を広げることを目指し、「地域貢献もしていきたい。自分の地元の群馬にもファンが多いので、群馬という素晴らしい県と格闘技を同時に盛り上げていければ」と見据える。

 RIZINをはじめ既存の国内団体とも「いろいろ話をしています。喧嘩をする気はないですし、仲良くして格闘技をメジャーにするために一丸でやっていきたい」と協力体制を築いていく。求める選手像は「もちろん、強くて華のある選手。でも、最近の格闘技は口やSNSでバンバン言ってるやつが日の目を浴びていて、自分みたいな喋りが得意じゃない人は注目を集めにくい。自分の団体ではそういう喋りが苦手な人だったり、年齢だけが過ぎちゃったような子にも手を差し伸べたい」と狙いを明確にしている。(ORICON NEWS)