MMAの暴れ馬

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K-1 & QUINTET 9.10 横浜アリーナ:DAZNで世界200以上の国・地域でライブ配信スタート

 K-1QUINTETの大会の模様が、スポーツ配信サービスのDAZN(ダゾーン)を通じて日本をはじめとする200以上の国と地域でライブ配信されることが決定した。9月10日に横浜アリーナで行われる両大会の共同イベント「ReBOOT」がその第1弾となる。DAZNでは月額980円の「DAZN Global」プランを通じて世界の格闘技を配信しており、吉成名高・石井一成らの出場するタイのムエタイ大会「RWS」、石井慧らの出場する米国のMMA大会「PFL」を配信している。

K-1ではK-1スーパー・バンタム級タイトルマッチ・王者・金子晃大 vs. 挑戦者・玖村将史、世界8選手が参加するK-1 30周年記念無差別級トーナメント等が行われ、グラップリングQUINTETでは世界の4チーム対抗のトーナメント等が行われる。

 K-1は7月に中村拓己氏からカルロス菊田氏にプロデューサーが交代した。新体制発表の動画配信の中で、菊田氏は今後のK-1について、世界の格闘技市場へのアピールを重視する方針を示し、「かつてのK-1のように日本だけでなく世界で予選を行い、勝ち抜いた強者によるファイナルトーナメントを行う。あの頃のトーナメントシステムに“ReBIRTH”します」等と話していた。菊田氏は02~10年当時在籍していたソニーソフトバンクの中で、旧K-1の放映権を海外に販売する業務を担当しており、その経験も踏まえた上で、DAZNが新たな配信プラットフォームとして適していると判断したようだ。なお、ABEMAとU-NEXTでの配信も引き続き行われる。(BOUT REVIEW)