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元RIZIN王者ケラモフ逮捕で2.24試合出場危機!フーリガン行為でムサエフも逮捕

 アゼルバイジャンの現地メディアによると、2日までに元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ、トフィック・ムサエフ、メイマン・マメドフらがフーリガン行為で逮捕された報道。ケラモフは2月24日(土)に佐賀・SAGAアリーナで開催の『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』で摩嶋一整(毛利道場)と対戦する予定だが、どうなるのだろうか。

 昨日1日に報じられたところでは、RIZINアゼルバイジャン大会に出場したヴガール・ケラモフ、トフィック・ムサエフ、メイマン・マメドフ、そしてアゼルバイジャン総合格闘技グラップリング連盟のヘッドコーチのルスラン・エフェンディエフらが、首都バクーで開催された「RIZIN」のショーセレモニー中の口論がきっかけだという。

 日時は書かれていないが、昨年11月4日のRIZINアゼルバイジャン大会かその前後のセレモニーだった可能性が高い。ケラモフらのグループの誰かが、MMAファイターのハサン・アジゾフ氏(編集部:2011年のファイトを確認)を、4歳の子供の目の前で殴りつけた。

 騒動の理由は、アジゾフが海外からあるファイターを招待したことであるというが、果たしてその海外ファイターに何のしがらみがあったのか。彼らはさらにアジゾフをロッカーに連れ込み集団でアジゾフに対し、罵声を浴びせるなどし、この地域から撤退するよう要求した。

 アゼルバイジャン共和国刑法 (以下、刑法) の第221.1条の規定によれば、「人はフーリガン行為を重大な違反を犯した人とみなす。公序良俗に反する行為、個人に対する武力の行使や威嚇を伴う不利益な行為、並びに他人の財産の破壊や損傷を行った場合。当該人物は上記の条項に基づいて刑事責任を問われることになる」とある。

 そして本日2日、バクー市ハタイ地方裁判所はコーチのルスラン・エフェンディエフ、ヴガール・ケラモフほか関係者に1か月と26日間の拘留を命じ、トフィック・ムサエフとメイマン・マンマドフに対しては、別の措置になると報じられた。

 ケラモフは2月24日に摩嶋一整と対戦する予定だが、RIZINに確認すると、事実確認中だという。試合の行方も含めて続報を待ちたい。(イーファイト)