MMAの暴れ馬

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元UFC王者ガヌー、次戦は元ボクシング世界王者ワイルダーとMMAとミックスルールで激突か=海外報道

 10月28日(現地時間)、WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(35=英国)にボクシングマッチで判定2-1で敗れるも3Rにダウンを奪うなど大健闘し評価を上げた元UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌー(37=カメルーン)。
 その次戦の相手が、元WBCヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダー(38=米国)と既にMMA戦も含め交渉していることが海外の報道で明らかになった。

 ガヌーは先日のフューリー戦でメディア、識者、ファンなどからガヌーの勝利だったと考える意見が多く見られた。
 世界の注目が一気に集まる中、ガヌーは31日に配信されたMMA記者アリエル・エルワニの格闘技番組「The MMA Hour」のインタビューで、現在、ワイルダーと対戦交渉を行なっていることを報告。戦う舞台は、ガヌーが契約している格闘技プロモーションのPFL。試合形式はなんとMMAを検討しているという。

 ガヌーは「(ワイルダーとの対戦は)良いアイデアと思う。実際、実現にむけて話し合っている最中だ。ワイルダー自身も2、3ヶ月前からMMAのトレーニングを行なっていいるし、MMAに対して真剣に取る組んでいると聞いている」と、実現にむけてかなり前向きのようだ。

 この件について、PFLのドン・デイビス会長も発言。来年にPFLのPPVマッチ枠で「ガヌーvs.ワイルダー」の実施を期待しており、現時点では、対戦形式はボクシングとMMAのミックスルールをイメージしているという。

 この対戦については、今年3月に既に両者が「口頭の合意」として対戦を進めていると報じられており、その時はアフリカでMMAマッチとボクシングマッチの2試合を実施するプランがあることが明らかになっていた。

 果たして、ガヌーvsワイルダーのドリームマッチは来年に実現するのか、場所、試合形式はどうなるのか、今後の動向に注目したい。(イーファイト)