MMAの暴れ馬

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PFLは試合が「基準を満たしていない」としてナタン・シュルチをプレーオフから除外、ハウシュ・マンフィオを出場停止処分にしました。

結局のところナタン・シュルチは2023年のPFLプレーオフには参加しないことになります。

2023 PFL 6でシュルチ(25-5-1)がハウシュ・マンフィオ(17-5)を判定3-0(30-27×2,29-28)で破り、その過程でプレーオフ出場権を獲得してから12時間も経たないうちに、プロモーションは、彼のポストシーズン(プレーオフ)からの除外と、両ファイターのシーズン残りの出場停止を発表しました。

土曜日のPFLプレスリリースは、「昨夜、ナタン・シュルチとハウシュ・マンフィオは、PFLファイター全員が試合で守ることに合意した基準を満たしていなかった」と述べました。「PFLファイトアグリーメントに参加しているすべてのファイターは、『プロのアスリートとしてのスキルと能力を最大限に発揮して競技し、あらゆる対戦相手を倒す』ことに同意する。」

問題の試合は金曜日、イベントのプレリミナリーカードとしてアトランタのOvertime Elite Arenaで行われました。3ラウンドの大部分で、シュルチとマンフィオは交戦することを躊躇していました。二人は親しい友人であり、トレーニングパートナーでもあります。

「ナタンとハウシュが昨日の試合で契約上の基準を満たしていないことは明らかでした」とプロモーション側は述べました。「PFLはただちに両選手をシーズンから出場停止にし、リーグ順位の観点からこの試合は0ポイントであるとみなしました。PFLは、すべてのPFLファイターとすべてのPFLファンに対する責任を認識してこの行動をとります。」

その結果、シェーン・ブルゴス(16-4)がプレーオフ枠に滑り込み、ランキング2位を獲得したクレイ・コラード(23-10)と対戦することになります。1位のオリヴィエ・オービン・メルシエ(19-5)とブルーノ・ミランダ(16-3)が4人でのプレーオフ(決勝トーナメント準決勝)のもう一方の対戦となります。

金曜日の戦いの異常な性質は、土曜日の発表前にファンだけでなく他のPFLライト級選手からも多くの注目を集めました。

メインイベントでアンソニー・ロメロを破った2022年PFLライト級チャンピオンのオービン・メルシエは、プロモーションにおいて同じジムの2人の選手が同じ階級で戦うべきかどうか疑問を呈しました。(MMA Junkie)


■PFL 2023 SEASON 公式順位: ライト級

1位: クレイ・コラード(2021年ライト級ベスト4:23-10 1NC MMA, 5-2 PFL, 9-6-3,4KO Boxing: The Pit Elevated Fight Team) 2勝0敗 8ポイント

2位: オリビエ・オービン・メルシエ(2022年ライト級優勝:19-5 MMA, 8-0 PFL: H2O MMA / Tristar Gym) 2勝0敗 7ポイント

3位: ブルーノ・ミランダ(16-3 MMA, 3-0 PFL: Nova Uniao) 2勝0敗 6ポイント

4位: シェーン・ブルゴス(16-4 MMA, 1-1 PFL, 8-3 UFC: Team Tiger Schulmann) 1勝1敗 3ポイント

2試合の合計ポイントで上位 4 選手が 2023 PFL プレーオフの出場権を獲得。

5位: ナタン・シュルチ(2018年&2019年ライト級優勝:25-5-1 MMA, 14-2-1 PFL: American Top Team) 1勝1敗 3ポイント
※シュルチのマンフィオ戦勝利は1敗とし0ポイントとなりました。

6位: ハウシュ・マンフィオ(2021年ライト級優勝:17-5 MMA, 6-2 PFL: American Top Team) 1勝1敗 3ポイント

7位: アレックス・マルチネス(2022年ライト級ベスト4:10-5 1NC MMA, 3-5 PFL: Champion Gym) 0勝2敗 0ポイント

8位: 西川大和(21-5-6 MMA, 0-2 PFL: 西川道場:修斗世界ライト級王者) 0勝2敗 0ポイント

9位: スティービー・レイ(2022年ライト級準優勝:25-13 MMA, 2-4 PFL: Higher Level MMA / Dinky Ninjas) 0勝2敗 0ポイント

10位: アンソニー・ロメロ(12-2 MMA, 1-1 PFL: Para Bellum MMA / Niagara Top Team) 0勝1敗 0ポイント

【2023年シーズンを欠場になった選手】

アフメド・アミール(12-4-1 MMA, 0-1 PFL: Saracens Team: ) 0勝1敗 0ポイント
※PFL 6を欠場。


■PFL 2023 SEASON 公式順位: ウェルター

1位: マゴメド・マゴメドケリモフ(2021年ウェルター級準優勝&2018年ウェルター級優勝:32-6 MMA, 14-1 PFL:Champion) 2勝0敗12ポイント

2位: カルロス・レアウ(2022年ウェルター級ベスト4:19-4 MMA, 5-1 PFL: SIAM Team MMA College / LA Sports) 2勝0敗 11ポイント

3位: サディボウ・シ(2022年ウェルター級優勝:15-6-2 1NC MMA, 9-4-2 1NC PFL: Pancrase Gym Sweden) 2勝0敗9ポイント

4位: マゴメド・ウマラトフ(14-0 MMA, 5-0 PFL: Eagles MMA) 2勝0敗 9ポイント

※2試合の合計ポイントで上位 4 選手が2023 PFL プレーオフの出場権を獲得。

5位: ソロモン・レンフロ(11-3 MMA, 1-0 PFL: Team Tiger Schulmann) 1勝0敗 5ポイント

6位: ナイブ・ロペス(16-1 MMA, 1-1 PFL: Mexican Pride) 1勝1敗 3ポイント

7位: シェーン・ミッチェル(13-6 MMA, 0-2 PFL: Cardio-Flex Gym) 0勝2敗 0ポイント

8位: ジャラ・アルシラウィ(18-6 MMA, 2-3 PFL: Gladiator MMA) 0勝2敗 0ポイント

9位: ダビッド・ザワダ(18-9 MMA, 0-2 PFL: UFD Gym) 0勝2敗 0ポイント

10位: ディラノ・テイラー(2022年ウェルター級準優勝:10-5 MMA, 3-4 PFL: Sanford MMA) 0勝2敗 0ポイント

【2023年シーズンを欠場になった選手】

ベン・エグリ(14-5 MMA, 0-1 PFL: Gracie Technics / Burke Camp Muay Thai) 0勝1敗 0ポイント
※PFL 6を欠場(理由不明)

セドリック・ドゥンべ(4-0 MMA, 0-0 PFL, 76-7-1,45KO Kickboxing: Atlantide Boxe 87:元GLORYウェルター級王者) 0勝0敗 0ポイント
※負傷でPFL 6を欠場。

ザック・ジュソラ(14-9 MMA, 2-0 PFL: Xtreme Couture) 0勝0敗 0ポイント
※PFL 6を欠場(理由不明)