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武尊、1年ぶり再起戦は6.24 パリでK-1幻の“優勝候補”ベイリー・サグデンとISKA王座戦。

 K-1 3階級制覇王者・武尊が3月29日、東京都内で記者会見を行い、フランス・パリで6月24日(土/日本時間)に開催される「MTGP Impact in Paris(インパクト・イン・パリ)」にて復帰戦を行うことが発表された。ベイリー・サグデン(英国/ISKA K-1ルール世界スーパーライト級(63.5kg)王者)とISKA K-1ルール世界ライト級(61kg)王座決定戦を行う。試合時間は3分5R。武尊にとっては初の海外での試合となる。
 また武尊はABEMAと「ABEMA専属PPVファイター契約」を結び、この試合の模様はABEMA PPV ONLINE LIVEにて独占有料生配信される(視聴料などの詳細は後日発表)。武尊は今後、ファイトマネー以外に1試合ごとに最低1億円のABEMAからの報酬と、PPVの売り上げに応じた追加報酬も受け取ることになるという。

 武尊の再起戦の相手、ベイリー・サグデン[Bailey Sugden]は25歳でイギリス人。キック22戦15勝(3KO)6敗1分で構えはオーソドックス。15年にキックデビューし、17年のRoad to Glory UK 65kgトーナメントで準優勝。19年までGLORYにレギュラー参戦し、ジャン・チェンロンに判定勝ちし、ザカリア・ゾウガリーに判定負けし、GLORYフェザー級(65kg)で3位まで浮上した。昨年3月に地元英国の大会で判定勝ちしISKA K-1ルール世界スーパーライト級(63.5kg)王座を獲得し、3月11日(英国時間)にも初防衛を果たしたばかりだ。昨年9月のK-1スーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント1回戦で横山朋哉と対戦予定だったが、練習中に右足首を骨折し、全治3カ月の診断を受け欠場していた。組み合わせ発表会見でK-1の中村拓己プロデューサーも「今回の外国人選手の中では優勝候補として注目しています」とコメントしていた実力者だ。(BOUT REVIEW抜粋)