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武尊緊急会見「ABEMA TV」と専属契約 1試合報酬は最低1億円

 格闘家でK-1・3階級制覇王者の武尊(31)と「ABEMA TV」は29日、都内で会見を開き「ABEMA」との専属契約を締結したと発表した。同社によると日本初のペイパービューファイターとなり、配信での試合報酬は最低1億円となる見込み。

 武尊は「今回、このような契約をしていただき、本当に感謝しています。この契約というのは僕が現役を続ける上でもモチベーションにもなる。今回モデルケースとして第1弾として契約していただいたんですけど、プロを目指していく選手として、業界が発展していくかなと。僕が活躍をして、もっともっといい結果を残していけるように」と語った。

 「率直にうれしい気持ちとびっくりしたのもあったんですけど、前回ペイパービューという形で放映してもらって、今回こうゆう契約をさせていただいたので、次の世代につなげていきたい。夢のある業界にしていけたら」と力を込めた。

 ABEMA格闘チャンネルの北野エグゼクティブプロデューサーは「今日以降、最低報酬として1億円、さらにペイパービューからの報奨金が支払われます。武尊選手と初めての生中継をさせていただいたのは2016年、格闘界のカリスマとして引っ張って下さった。なんとかABEMAで契約したかった」と話した。

 武尊は「THE MATCH 2022」で、那須川天心との激闘敗戦以降は、怪我の治療や、心の回復を図るために休養。昨年11月にはK-1およびKRESTとの契約解除を発表するなど、今後の動向に大きな注目が集まっていた。(デイリースポーツ)