MMAの暴れ馬

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ローリー・マクドナルド引退

■8月14日(日本時間)英ウェールズカーディフにて開催された総合格闘技イベント『PFL8:2022 PLAYOFFS』のウェルター級マッチにて、ディラノ・テイラー(25=米国)が豪腕パンチで元UFC選手のロリー・マクドナルド(33=カナダ)を倒し、初回KO勝利を飾った。

 テイラーは米国MMA「TitanFC」の元ウェルター級王者。これまでの戦績は9勝2敗だった。
 対するマクドナルドはUFCやベラトールなどで活躍してきたベテラン。ベラトールではウェルター級の王座を獲得した。キャリア23勝で14フィニッシュ(7KO・9一本)をマークしてきた。

 試合は1R開始すぐ、テイラーがボディロックから足をかけてテイクダウンに成功。上からパウンドを落とすなど、試合の主導権を握る。
 スタンド展開で迎えたラウンド終盤、マクドナルドの左フックに合わせるように、テイラーが踏み込んで右ストレート!

 強烈な一撃でアゴを撃ち抜かれたマクドナルドが後方にダウン。テイラーが追撃のパウンドを落とすと、反撃のできないマクドナルドを見て、レフェリーが試合を止めた。

 初回KO勝利でテイラーはウェルター級決勝へ進出。敗れたマクドナルドは試合後、自身のSNSにて現役引退を宣言した。(イーファイト)